倫理委員会承認番号20221112
神経疾患のバイオマーカーとiPS細胞を用いた疾患に関する研究(略称-神経疾患バイオマーカー研究-)

研究責任者 伊東大介

研究機関名 慶應義塾大学医学部メモリーセンター

この研究の目的

パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、アルツハイマー病をはじめとする神経難病は、その根本治療薬の開発は困難を極めている。わが国では、現在65歳以上の約1割が認知症と報告されており、21世紀医療の大きな課題であります。日本の人口構成の高齢化に伴い増加する神経の医療は、21世紀の大きな課題と考えられている。これら疾患は、早期発見、早期治療重要と考えられています。

本研究では、神経難病患者さんの血液、尿、髄液やiPS細胞を用いることで、早期診断法確立、病気のメカニズムの解析、治療薬の開発をすることを目的としております。

この研究の実施方法

本研究では、神経難病の患者様の体液(血液、尿、髄液)を研究に用いることにより、早期診断方法を見つけることを目的としております。また、血液、尿の細胞からiPS細胞を作成し病気のメカニズムの解析、治療薬の開発に利用します。